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2013年3月

2013年3月29日 (金)

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さみしい

ほめられたいだけで
がんばっている自分が

何か別のものがほしいけど



欲しいものリストから消す スプリングコート・アイフォン・カレノクルブシ

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* * *



2013年3月27日 (水)

junk

居酒屋で注文をする役 君はビールをおいしそうに飲む役

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ネオンからネオンに移り気な蝶をつがいで飼っていっしょに殺す

もう好きじゃない人でしたキスしたらわかった悲しい真実でした

遊びだと言い聞かせてはうっかりと手の鳴るほうへ引き寄せられる

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優しい、と思ってたのに この恋に執行猶予はありません

パステルに色を塗ったらもうここにいない誰かの輪郭だった

しあわせな結末ばかり揺れていた水面に今は手が届かない

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相槌の代わりに指をきゅっと握る癖をやっぱり思いだすんだろ





photo by Toru Takagi







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2013年3月25日 (月)

願わくば

とある本を読んで、とある未来を思い浮かべた。


目標、と言うには尻込みするし、夢、と言うには大げさだけど、

もしも、もしも、叶ったらすごくうれしい。





願わくばこの毎日がゆるやかに<とある未来>へ続きますよう


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* * *

2013年3月20日 (水)

who

わたしの子 プラットホームにいた猫も工事現場で泣いてた猫も

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誰からも理解されない知り合いのそのたましいの濁らないこと

いもうとの子を抱きしめていもうとの子をあやしつついもうとの子を

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何年かたって柔和な顔つきの生き物になるために今、泣く

見たくない あなたが好きなあの子とかあの子の好きな色の花とか

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もうどこにいるのかわからないくらい私のぜんぶミジンコになれ



photo by Toru Takagi











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2013年3月19日 (火)

天気予報は見ない



口ずさむ嘘が愉しい歌になるように小鳥とうたって暮らす

キューティクル剥がされそうで眠るときこわい 冥王星に棲めない

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玄関でふいに抱かれるマフラーを巻く巻かないの論争の果て


好きにすればいいんだよって十字路のまん真ん中に置いてゆかれる

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まちがえて歩いた道はともだちにたどり着くためだった近道

 

「もう雪は降らないのかな」降ってきた声があたたかくって、雨です


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傘は持たない降るんなら降れ今日のわたしにたぶん必要なもの



photo by Toru Takagi










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2013年3月18日 (月)

不明な国

信号が点滅しない国にいるあなたを思い出させる夕陽

日が沈むたびに世界が薔薇色になってしまうし今夜も眠る

おしえたい 風のにおいのする国の名まえ、6音それぞれの風

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一瞬の風一瞬の君 いつもわたしの中をすり抜けていく

着きました月の裏側もう君に会わなくていい永遠の闇

綿密に積み上げられた石段のすきますきまに骨を詰め込む

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このままじゃ世界が壊れそうだからバレないように貼るセロテープ

国道に誰もいなくてサイレンはいったい何を探しているの

アスファルトを塗って削って生きてゆく 息ができなくなるんだろうな

地球上生命体としてどこもかしこもみずみずしいわたしたち

だれといますかこんどいつあえますか カザフスタンは遠いでしょうか

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photo by Toru Takagi












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春になるまで

はじまりをくれた人です今日雨が降ると知ってて咲いた花です

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わけもなく泣いて誰かを困らせる 春に生まれた必然として

宇宙には透明なものは何一つなくて涙を瑠璃色に塗る

にんじんの皮は剥かずに切り刻むその断面が春になるまで

球根をうずめる痛みまた早く逢いたいねって土をかぶせる

まいあがれ 消えてしまったいくつかは誰のものにもできない 風花

みぞおちに猫をいっぴきのせたまま眠る 夜明けは少しつめたい

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photo by Toru Takagi










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2013年3月17日 (日)

below you

外灯のうすい光に守られてこんなに独りきりって思う

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目の奥の星しか知らず いつか手を放されるとは知っていたけど

待つことと待たされることの違いにも慣れて仄かなわたしのいのち

聞こえたらちいさな鳥が羽ばたいてしまったような一言でした

行き過ぎた駅の名前を何度でも呼んで君から遠ざかる日々

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photo by Toru Takagi











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