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2014年7月 9日 (水)

雨あがり

王将の餃子も味がしなくって君といるのは消化に悪い

一時間だけのデートは何回も黙ってつなぎ直す手のひら

特別なことではないと知っている慕わしさにも名まえをつける

雨あがり 商店街に君の背がだんだん馴染んでいく夕まぐれ


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photo by さくらこ



* * *



ひと月も前のたのしかったことを反芻して生きている。


いいことと悪いことが容赦なく交互にやってくるので、
油断のならない日々だ。

夏がくると、なぜか、
花がひらくようにわらっていた祖母を思い出す。

今年のお祭りは、あじさいの浴衣を着ようか。


* * *

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コメント

夕方に簡単に雨があがったそのわけを僕は知っています。
虎の婿入りかな。
狐の嫁入りよ。

文語と口語が交互にあらわれて、瓦が一枚はぐれました。

夏祭りの楽しい雰囲気に、黙っていても、カランカランと下駄さんがお喋りしています。
水槽では、出目金が掬われるのを待っています。人間だって驚くと目が飛び出るのだから、救って、救ってと。

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