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2014年8月

2014年8月29日 (金)

偽らないこころ

もう一度鮫になりたい白亜紀のぬるいサイダーみたいな海で

四六時中テレビの中の恋人がこころを飛ばしてみなさいと言う

だれのことも憎まないでいいようにレッドスキニービーンズのゆめ

夏にした約束だろう空席の目立つ車内はすいかの匂い

晴天を切り取る指がしなやかにわたしの頬に触れる ゆうやけ

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photo by さくらこ



* * *


誠のこころなら、愛を。
偽らないで、いのちが終わるまで。


* * *

2014年8月21日 (木)

ハイビスカスの夢 (ネットプリント「おとなり」より)

おなじ色の鍵を持ち合いひとつ屋根の下で暮らして声も知らない

触れ得ないことは優しい夕ぐれの自転車置き場でかわすほほえみ

なつかしい感じに笑うひとだなあ見知らぬ美人を連れていたっけ

似合わない大きな鉢をかかえてる 花の名前をたずねてみたい

平日は遅くに帰ってくるらしい ノクターンから進まない指

よく晴れた土曜の午後はコンビニに売ってないものばかり欲しくて

お隣のハイビスカスは(どんな夢みる人だろう)明日の朝咲く

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photo by さくらこ




* * *


ネットプリント「おとなり」の配信が終わってしまって、
なんとも言えないさみしさ。

こうやって、わたしの詠草だけのせるとやっぱり不完全で、
辻聡之さんのとなりに並んでこそ意味があると思っている。

辻さんの歌をはじめて読んだのはうたらばvol.7の「鍵」
http://www.utalover.com/zines.html


ずっとずっとひとりだったときみが言うその手に鍵の匂いをさせて (辻聡之)


すごく魅かれた。
その後、vol.8「田舎」では、佳作集にわたしも辻さんといっしょに載っていたりして。

こうやって辻さんのアイデアに乗せていただいて、
辻さんのお友達にすてきなイラストも描いてもらって、
すごくぜいたくだ。しあわせ。

もうすこし味わいたいので、
9/14の大阪文学フリマにも連れていく。
ちらり。

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* * *



2014年8月19日 (火)

夏の終わりに

海の色したワンピースは今日のため とれとれ市場で腕を引かれて

どんな風にできてるのって今日はじめてしずくの形のピアスに触れる

堤防で波が見えない砂浜もないのに海に来たって言わないで

赤い魚ばかり集めてどんぶりの中じゃいちばんあなたが好きよ

わがままを言いつくしたらもう眠い打ち上げられたヒトデみたいに

かえろうか 海が見えない公園で放した指がすこしつめたい


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* * *


さいきん大好きになった食材、
海胆、みょうが。

福井の「五月ヶ瀬」というお菓子が
好きで好きで仕方ないんだけど、
たくさん食べたくなるので、
通販もあるけど行った時しか買わない。

大きい方の箱を買ってもらってほくほく。


* * *



































2014年8月18日 (月)

泡になれない

分けあって飲むサイダーが夏の午後信じられるという冷たさで

おろしたての浴衣の柄を滲ませる夕立、きみの手のひらの熱

どんな美人になってもきみに飽きられるそろそろ月へ帰りたいなあ

おしまいにしようと言われて雨上がり虹のしっぽがもう見えないね

波の色となみだの色が同じでも失恋くらいじゃ泡になれない


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photo by さくらこ




* * *


手の届くわかりやすいものを
だいたい愛してて、
わたしが見つけられるものは、
この山に降る流れ星くらいだ。

むずかしいことをやさしい言葉で
説明してくれる人が好きだし
いっしょにいたいけど、
きっと迷惑だろうな。


* * *

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