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2014年9月 1日 (月)

近道はおしえない (ぺんぎんぱんつの紙12 十二支より)

夕焼けの匂いはるかにキッチンのねずみはチーズが好きじゃなかった

すこしだけ悪口言って泣いてから眠るまえには牛乳を飲む

そんな夜にあなたといればあかねさすタイガー炊飯ジャーのまぼろし

卯の花をほろほろ摘んで抱きしめていちばん嫌いなひとを忘れて

また今日も初めて出会う生きもののようにわたしを見るね、龍っちゃん

せんせいに怒られちゃったし泣いちゃったし蛇の抜けがらひろって帰ろ

海の石をくださいこんな草原で馬頭琴さえ弾けない娘に

羊毛とおはな あなたがやわらかな花嫁になるまでのまどろみ

久しぶりだねって言えば許される夏をいくたび越えてサルスベリ

もう空を飛ばなくていい文鳥がわたしの肩で鳴けないでいる

呼べば来る子犬のように健やかな生命体として暮らしたい

この里のよそより白い山桜 お猪口はひとつだけくださいな

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photo by aihara



* * *


しんくわさんと田丸まひるさんの短歌ユニット「ぺんぎんぱんつ」
の12枚目に参加させてもらった。
十二支の動物を順番に詠み込んで十二首の連作にするという企画。
たのしかった。
ないしょでいろんな人に宛てて詠んだ。
(オープンな人もいる)


十二支に猫はいない。
いちばん近道を知ってそうだけど。


* * *

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