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2015年10月

2015年10月30日 (金)

「砂の夢」

櫂のない舟にわたしは乗せられる 対岸の人がみんな手をふる

自転車をすこし漕いだら海に出たみたいになんでも解決したい

缶ビールとあなたを並べて砂浜に足りないものが何ひとつない

微熱さえひたいの奥にしまったらあたたかさの残らない朝焼け

砂のみる夢さらさらと流されてあなたが奇跡みたいな日々だ

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* * *




すこし離れたところでいつも笑ってる、
そんな存在になりたかった。




ブログはこれですこしお休みします。
またいつか、書きたくなるといいな。




* * *

2015年10月21日 (水)

「ベランダにて」

阿寒湖のみず、とあなたがくれたもの 触れてはいけないらしいマリモは

震度3の安否確認だいじょうぶってどこにも向かわないあたたかさ

あかるいね バスタオル干すベランダがあなたのデスクから遠いこと

秋に咲くハイビスカスよさみしさはいつも自由の顔をしている

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photo by sakurako





* * *



手を離せば、かんたんに
いつでもどこへでも
行ってしまう人だ。

背中を見送るのはつらいので
わたしは早く消えてしまおう。



* * *

2015年10月19日 (月)

「雪のふる前に」

二度は来ない気がする海に住む鳥の飛影の落ちてここからの冬

青がいちばん哀しい色ときみが言うわたしが好きな色と知ってて

雪のふる前にあかるくなる部屋の喧嘩、口づけ、春の約束

人も猫もやさしく有ろうと生きていて傷ついていて星がきれいだ

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photo by sakurako






* * *



だれかのお家に遊びに行くのはほんとうに久しぶりで、
楽しくてついつい長居をしてしまった。
お茶に付き合ってくれたかわいい娘さんたち、
猫が3匹、犬と亀が1匹ずつ。
季節が来れば順番に花が咲くお庭。
みなまさんのお家が居心地よかったのは、
みなまさんの愛するものに囲まれていたからと思う。




* * *





2015年10月15日 (木)

「十月の海」

十月のブーゲンビリア降る道のはしからはしまであなたと歩く

握る指のつよさに黙りこんでから海の匂いがわたしを満たす

思い出はいま作ったのから順番にあかるい青に塗り変えられて

風の吹く真昼に生まれてきたことを初めて話す海のあなたに

いつかここに住もうと言ってくれる人 砂の白さのなかでまぶしい

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* * *




海が好きだ。
何回も言う。
生まれ変わったら、
海の生き物になりたい。




* * *













2015年10月 6日 (火)

「彼の彼女」

トラピストバタークッキー手土産に彼女のふわふわの髪、あまそう

あたらしく試す紅茶の銘柄を言い合っていて告白がくる

貸してあげたはずの三色ボールペン今ごろ知らない誰かのものだ

今日一日あなたを思い出さなくて済んだのって打ってるライン

いつまでもわたしを好きにならないね 濡れた落ち葉を踏んでお帰り

明日死ぬと言われた体で会いに行く またあしたって手を振りたくて

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photo by sakurako





* * *



明日が来ることの確かさを
知らないで眠っている。

わたしの好きな人はいつも
わたしを好きにならないで
わたしの友だちを好きになる。

奇跡みたいな確率で。



* * *



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