フォト
2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

うたらば ブログパーツ

お気に入りショップ

ウェブページ

無料ブログはココログ

« 「春の果て」 | トップページ | 「アンラッキー・ガール」 »

2016年6月14日 (火)

「夕凪」

日曜の海岸通りわたしたち幸せそうな二人に見える

泡になる人魚の話かわいそう誰がって王子かわいそう

夕暮れに海の水なら青くない 呼べばふるえるこころのように

見てるだけにはもう飽きておだやかな水平線をたぐり寄せたい

かえろうか あなたに腕を放されて波うちぎわに帽子を落とす

沈黙にやさしくなれば問うことも問われることも溶かす夕凪

Dsc_2163
photo by sakurako



千原こはぎさんプロデュース『みずつき5』より
http://kohagi-orz.jugem.jp/?eid=2325




* * *



ゴールデンウィークの、最終日、
連れて行ってもらった海は
まだとても冷たくて、冷たくて、
すぐに波から逃げてきてしまったけど、
そんなふうに体がびっくりするくらいのことを
これからもたくさんしたい。




* * *

« 「春の果て」 | トップページ | 「アンラッキー・ガール」 »

短歌」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
若葉弥生、14才です。
父の名前は茂です。
若葉茂。
父の頭を見て、若葉が茂ってる、と言ってやりたくなるときがあります。父が思索に耽って、白髪まじりの髪が若々しくなるときです。
でも、私がそんなことを言おうものなら、縄文式に叱られるので、心の中に留めています。
先日、海に行った日も、三度ありましたよ、若葉が茂ってる。
一度目は、水平線までの距離を算出しているときです。
弥生の座高がこれくらいで、地球の半径があれくらいだから、水平線までは、およそ4500メートルだね。
砂浜に恐ろしい速さで計算式を書いているとき、若葉が茂っていました。二度目は、水平線を手繰り寄せたらどうなるのって、訊いたときです。
若葉が茂って出した答えは、ロマンティックが暴走するとのこと。
三度目は、夕凪のとき。水平線を眺めながら、哲学的な呟きに若葉が茂っていました。
「沈黙の音は夕凪にふかれている」


「ボブ・ディラン?」と私が言ったら、ここにある短歌を詠んでくれました。


沈黙に
やさしくなれば
問うことも
問われることも
溶かす夕凪


父の言っていることは、全く分かりませんでしたが、この短歌は言の葉となって、私の心に飽和しました。


思索が入らなければ、若葉は茂らないんですけどね。
帰ろうって、手をとって持ち上げられたとき、私の帽子が落ちたので、「なぜ、帽子は落ちるの?」と訊いたんです。
「猿がサルスベリから落ちるのと同じだよ」と言った父は、黄昏茂でした。

若葉弥生 さま


お父さま、
ロマンティックが暴走するなんて、
すてきです。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1721320/65458576

この記事へのトラックバック一覧です: 「夕凪」:

« 「春の果て」 | トップページ | 「アンラッキー・ガール」 »