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2017年3月

2017年3月31日 (金)

「どこまでも」

どこまでも行こうと言ってくれたけどガードレールを終わらせる道








* * *




どこまでも、とか
いつまでも、とか
夢みたいな言葉だ。
それでもよかった。


夜、数人の友人と
「好きで仕方ない人をあきらめる方法」
について議論した。
難しい問題だった。




* * *


2017年3月30日 (木)

「タルトを届けに」

少しずつ絵の具に水を足すようにあなたのことが思い出になる






* * *



昨日はこはぎちゃんと久しぶりに
たくさん話せてうれしかった。

もう会えなくなった人たちのことを
ふんわり思い出したりした。



* * *




2017年3月29日 (水)

「海みたいな空」

果たさない約束ばかり重ねゆきあなたは春の海みたいだな








* * *




まだ風は冷たいんだけど、
自転車に乗るのに手ぶくろがいらなくなった。

なんだかむしょうに人恋しくなって、
久しぶりの人に連絡したりした。

来月はたくさん出かけたい。




* * *

2017年3月28日 (火)

「はこべ」

飼っていたうさぎが好きな草の名をとなえてお客さんの家まで






* * *




春になれば
そこらじゅうに生えてるのに、
都会の人に、この草のことを
ちゃんと教えるのがむずかしかった。
その人とはもう会わなくなったけど、
おしゃれなイタリアンで
おいしいピザを食べさせてくれた。
元気かな。




* * *

2017年3月27日 (月)

「帰路」

優しそうだと思ってた返信を問わず問われず雨の車窓に







* * *



優しそうな人は、要注意だ。
わかっていても、ついうっかり
心を開いてしまうんだ。




* * *


2017年3月26日 (日)

「なんにもしたくない」

ひざの上に大きな猫が乗って来て今日はなんにもしたくないなあ






* * *




目が覚めた時から、頭が痛い日があって、
外がどんなにいい天気でも
もう何にもしたくない。

仕事があるので、
なんとか働く。

夜、やっと眠る前、
猫を抱いて少しぼんやりした。




* * *

2017年3月25日 (土)

「眠り王子」

ふくふくとあかちゃんは眠る春の季語みたいな名前つけてもらって






* * *



一月に出産した、友達の子を見せてもらった。
よく眠っていたので、抱っこはまたの機会に。

産まないことに折り合いをつけたつもりでも、
あかちゃんを見ると気持ちがゆらぐ。
たぶん、うらやましいんだと思う。



* * *

2017年3月24日 (金)

「小道」

なつかしいことがうれしい泣いた日のいじめっこもうここにはいない






* * *



幼馴染みのクリーニング屋に行ったついでに、
ふと、なつかしい抜け道を通ってみた。

すぐ近所だけど、もう何年も、
それこそ大人になってからは来てなくて、
そこは、記憶よりずっとずっと狭かった。

そうそう、わたし、保育園の時は
よくいじめられていたんだけど、
なんだかもう、あんまり覚えていない。



* * *

2017年3月23日 (木)

「オリオン」

オリオンが見えなくなってあの人は夜明けの夢に出て来なくなる

Dsc_3302





* * *




住宅街の坂をのぼりきったところに
好きな感じの木が三本並んでいる。

山に囲まれた町で
あの木もきっと誰かのものなんだろうけど、
わたしはこっそり近くまで行って
幹に触れたり
葉っぱを拾ったりしている。




* * *

2017年3月22日 (水)

「学校」

新しいセーラー服がうれしくて勉強が好きなふりをしていた






* * *




一年に一度、制服の採寸のために
高校へ行くんだけど、
この季節の学校はおそろしく寒い。

もう、新一年生たちのお母さんと
自分の年齢が変わらないことにおののく。




* * *

2017年3月21日 (火)

「歌会へ」

また指を切ってあなたに叱られることもひとつの幸福だろう





* * *



昨日のYUTRICKの歌会に出した歌。
しょっちゅう指を切るので、
ばんそうこうはいつも大量に常備している。

朝からタルト作るのに必死で睡眠不足だったし
帰りの電車は久しぶりに
吊り革につかまったままうとうとした。

青さんが東京に行ってしまった。
さみしく思うのは、
もう少しあとなんだろう。



* * *

2017年3月20日 (月)

「京都へ」

三十歩あるけばカフェのある街にきみと暮らしてパンを売りたい





* * *



年に一度のご褒美を買いに京都へ行ってきた。

高島屋と藤井大丸の間の通りに、
思い出のお蕎麦屋さんがあって
リーダーに怒られて毎日泣いていたわたしを見かねて、
担当の営業が慰めながら、ご馳走してくれた。
その「思い出セット」は、
田舎そばと、ちらし丼の小なんだけど
もちろんもともと「セット」でもなくて、
メニューのどこにも丼を
「小」サイズにできるとは書いてなくて、
いわゆる裏メニュー。
久しぶりに食べてきた。

隣の、アパレル販売員ぽいお兄さんが
全く同じセットを食べていて
ちょっとにやにやしてしまった。





* * *

2017年3月19日 (日)

「花日和」

母になることの夢想をいくつもの春に溶かしてあかるい空だ





* * *



梅がたくさん咲いてた。いい匂い。



毎年、この時期には
妹の子や友達の子が、いつの間にか
大きくなっていることに気付いて
びっくりしてしまう。



洋服屋をしていた名残で
学生服の販売のお手伝いがあって、
来週は高校へ、新一年生の採寸に行く。
たのしみ。





* * *

2017年3月18日 (土)

「霜野原」

何もかも凍らせているあかときの月を子鹿の群れと見ていた






* * *



今朝はまた−6℃。
霜がたくさん降りた。

子鹿の群れに
小さい角を生やした雄鹿がいて、
立派な角の大人の雄鹿は
だいたい群れにいないので、
この子はいつまでみんなと一緒にいるのかなと思った。



* * *

2017年3月17日 (金)

「何年たっても」

三十年ものの自転車きしませてスーパーまでのゆるい坂道






* * *




小学生の時に、
おじいちゃんに買ってもらった自転車に
今も乗っていて、
そのころと同じ商店街を通って
スーパーへ行く。

お風呂屋さんや、お菓子屋さんや、八百屋さんは
もう閉まってしまったけど、
自転車を買ってもらった自転車屋さんは
ちゃんと営業していて、
時々パンクを直してもらったりする。




* * *


2017年3月16日 (木)

「雪虫」

また雪が降ってきました山ひとつ向こうの町の人をもてなす






* * *



雪は見上げると虫のよう。
まいまい、くるくる、
どこに行きたいのかわからないみたい。


冬のはじめに飛んでくる雪虫も、
熱に弱く、人の体温でも弱ってしまうらしい。
かわいかったので、指に乗せたりして、
かわいそうなことをした。
来年は気をつけないと。



* * *

2017年3月15日 (水)

「雪月花」

眠りたいのですか月夜に降る春の雪をあなたにあげられるのに






* * *



午前4時すぎに、
月の明るいまま大粒の雪が降っていて、
雪が積もったように梅の花が白く咲いていて、
みんな眠ってるの、もったいないなって思う。




* * *

2017年3月14日 (火)

「冬の終わり」

あめくもりゆきあめはれはれ昨日買ったりんごは冬の終わりの匂い






* * *




冬の長い町にいて、三月になっても
霜が降りたり雪が降ったり
まだまだ朝晩寒いんだけど、
それでも、沈丁花が咲いて
木蓮のつぼみが大きくなってきて、
ここもやっぱり春みたい。




* * *

2017年3月13日 (月)

「暗くなる前に」

夕暮れをともに過ごして幸福を分けあうような空とみずうみ






* * *



昼間は平気なのに、暗くなると急に
心細くなって、誰かと一緒にいたいと思うのは
夜が恐ろしいものだという
生き物のもつ本能みたいなものじゃないかな。




* * *

2017年3月12日 (日)

「自転車に乗って」

欲しいものがなくても入っていいんだよ わたしを試さない自動ドア





* * *


スーパーに行く時は
たいてい自転車で行くんだけど、
自転車に乗るのが好きになったのは
大人になってからで、
好きになった人が自転車を好きだったから。

そういう主体性のない自分のことも、
さいきんは嫌じゃなくなった。



* * *

2017年3月11日 (土)

「サクラサク」

テレビでは開花予想が始まって雪の匂いのする町にいる






* * *



いとこの子が京都の大学に合格した、と
電話があった。
「サクラサク」
電報って、今もあるのかな。

うちの近所の桜はまだまだつぼみ。



* * *

2017年3月10日 (金)

「ブルーモーメント」

滅亡の日にもこうしていましょうね 春の北斗の眠るまでを見る





* * *



夜明け前の、ほんの数分
あたり一面がふしぎに青く染まる時があって、
それはブルーモーメントだよ、と
教えてくれる人がいた。

写真は昨日の朝の。
よく晴れた日でないと見れない。
今朝は曇っていた。



* * *

2017年3月 9日 (木)

「三月の雪」

明日はもう春なんだろう三月の雪にわたしを光らせておく




* * *



午後、綿雪が空一面にあふれたかと思ったら、
夕方にはもう晴れていた。

フロントガラスに落ちてすぐ水になった。



* * *

2017年3月 8日 (水)

「好きだった人」

手をつないだこともあったね好きだった人がわたしを旧姓で呼ぶ





* * *


なつかしい人に会うのはいつも怖い。
その人も、わたしも、もう変わってしまったから。

酔わないように、お酒を飲んだ。


* * *

2017年3月 7日 (火)

「花の名前」

クリスマスローズのことをおじぎ草とあなたは呼んだ春が来るたび






* * *



母が誰からもらったのか、
実家の花壇のクリスマスローズは。

うちのはだいたい3月はじめに咲くんだけど、
その名前のとおり、クリスマスにちゃんと咲くのもあるらしい。
根っこには毒があるらしい。



* * *

2017年3月 6日 (月)

「日曜日の過ごし方」

シャンプーが目に入りそう目を閉じるあなたが誰だかわからなくなる





* * *


昨日は日曜日で、夕方、本屋さんに1時間くらいいた。
買おうと思っていた本はおおかた立ち読みしてしまって、
その代わりに前から欲しかった漫画を5冊も買った。

欲しかったものを手に入れてしまった時の、
その瞬間の気持ちを言えば、
これは喪失感で、
物質を得ると心を失うのかもしれない。



* * *

2017年3月 5日 (日)

「春はまだ夢」

会うために桜並木の川沿いを走ったりする ここは夢の中


Illustration by 楢原家のキョーダイ

* * *


昨日42歳になりました。
楢原もかさんのキョーダイくんたちが、
わたしのために絵を描いてくれて…
うれしくて泣きそうだった。
真ん中の2本の桜はトンネルになってて、
くぐるといいことがあるんだって。
何回もくぐりたい。



* * *

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